こんにちは、ベリーガーデンいしづち園主の後藤です。ここ愛媛県西条市小松町に在る当園は、霊峰石鎚山を仰ぐ場所に位置し、環境・交通アクセス共にたいへん恵まれた所です。ブルーベリー栽培の面白さに魅了されてしまった私は、生まれ育ったこの町で、2012年より新規就農という形で農業を営むことになりました。
観光農園としてのブルーベリー狩り・ブラックベリー狩りや、オンラインショップでの果実の通信販売の他、園内では、ブルーベリージャムやブラックベリージャムとブルーベリーの苗木の販売を行っております。ブルーベリー生果は、近くの道の駅小松オアシスにも置かせてもらっています。生果・ジャムに関しては、個人店様にも納品可能ですので、商談等お気軽にご相談ください。
現在ブルーベリーはラビットアイ系25品種、ハイブリット2品種、ブラックベリーは3品種を露地栽培しています。飽きが来ないよう風味の違った品種を数多く栽培していますので、当園にお越しの際には、食べ比べてみてお好みの品種を探してみてはいかがでしょうか。
品種の特徴など興味がありましたら、『栽培品種』からご参照ください。
since Decemver,2012
【就農1年目】
15aの耕作放棄地を借り、約一年かけて開墾しました。写真では分かりづらいですが、キウイフルーツ畑です。その周りをつる系の植物が包囲しているのです。ユンボを使用してのキウイとクズの根っこの除去。50kgを超える根がゴロゴロ出てきました。そして、キウイ棚を解体。単管パイプやワイヤー等は錆びていましたが、まだまだ丈夫そうだったので再利用。おかげで費用をかなり抑える事ができました。
【就農2年目】
まだ困難は続きます。土がカチカチの粘土質。更に半年をかけてピートモスや籾殻等を混ぜ込み、土壌改良しました。通気性、保水性、phが良好になったところで、やっと植え付け。経過を見守りつつ、24aある第①農園の土壌改良に移ります。輪をかけて酷い粘土質の土壌です。どうやらこの辺り一体こういう土質なんですね。とは言うものの、ブラックベリーはブルーベリーほどデリケートではないので、土壌改良もそこそこに植え付け。斯くして、現在に至ります。